Beautiful Architectures in Austria – オーストリアの美しい建築 –

シェーンブルン宮殿 (Schloss Schönbrunn)

オーストリアの首都・ウィーンにある宮殿。17世紀末にハプスブルク家の夏の離宮としてオーストリアの建築家、彫刻家フィッシャー・フォン・エルラッハ氏 (Fischer von Erlach) の設計により建造されました。

宮殿内には1441の部屋があり、その内約40室が一般公開されています。その他広大な敷地には、世界最古といわれている動物園や凱旋門「グロリエッテ」、温室「パルメンハウス」などがあります。

WEBSITE：https://www.schoenbrunn.at/en/

シュテファン大聖堂 (Stephansdom)

オーストリアの首都・ウィーンにある大聖堂。地元では「シュテッフル(Steffl)」の名称でも呼ばれており、ウィーンのランドマークとして親しまれています。

モザイク模様の屋根が特徴的で、これはオーストリア・ハンガリー帝国の双頭の鷲、ウィーン市とオーストリアの紋章が描かれています。この大聖堂を含むウィーン歴史地区は、2001年に世界遺産に登録されました。

WEBSITE：https://www.stephanskirche.at/

ホーエンザルツブルク城 (Festung Hohensalzburg)

オーストリア中部・ザルツブルクにある城。神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世とローマ教皇グレゴリウス7世の間に起こった叙任権闘争の際、教皇派のザルツブルク大司教ゲプハルト氏 (Gebhard) が皇帝派の報復を恐れて1077年にこの城を建設したのがはじまりだといわれています。世界遺産「ザルツブルク市街の歴史地区」の構成資産として登録されています。

WEBSITE：https://www.salzburg-burgen.at/en/hohensalzburg-castle/

ウィーン美術史美術館 (Kunsthistorisches Museum Wien)

首都ウィーンにある美術館。1891年に皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の命により建造された建物で、館内には歴代ハプスブルク家のコレクションをはじめ、古代エジプトや古代ギリシャから18世紀末に至る作品が幅広く展示されています。充実した展示品もさることながら、豪奢な装飾が施された建物の美しさも多くの人々を魅了します。

WEBSITE：https://www.khm.at/en/

メルク修道院 (Stift Melk)

ヴァッハウ渓谷の町・メルクにあるベネディクト会派の修道院。11世紀に、バーベンベルク家の城がベネディクト会修道士に寄進されたことで設立されたのがはじまりだといわれています。18世紀、建築家ヤーコブ・プランタウアー (Jakob Prandtauer) によって改築され、現在のような姿になりました。メルク修道院は世界遺産「ヴァッハウ渓谷の文化的景観」の一部として登録されています。

WEBSITE：https://www.stiftmelk.at/en/