トプカプ宮殿 (Topkapi Palace)
“大砲の門”を意味するトルコ・イスタンブールの宮殿。15世紀オスマン帝国のメフメト2世によって建造された建物で、19世紀頃まで歴代オスマン帝国の君主の居住地として使用されました。
世界遺産「イスタンブール歴史地区」の構成資産のひとつとしても知られています。現在では国立博物館として一般公開されており、古写本や細密画、東洋陶磁などの展示品を鑑賞することができます。
カッパドキア (Cappadocia)
トルコ・アンカラ南東部にある奇岩群。これは、火山の噴火で堆積した凝灰岩や溶岩層が長い歳月をかけて雨・風に浸食されてできたもので、世界遺産にも登録されています。
この地で人気が高いのが気球ツアーで、上空からこの美しい景色を眺めることができます。カッパドキアの奇岩群の上空に色とりどりの気球が浮かぶ風景は美しく、他では得られない感動体験を味わうことができます。
パムッカレ (Pamukkale)
この真っ白な岩棚は、古来より綿花の生産が盛んな地であったことから「綿の宮殿」と呼ばれています。地下より湧き出た温泉が長い年月を経て山肌を流れ落ちながら結晶化したことでこの石灰棚がつくられました。
ネムルト山 (Nemrut Dağ)
トルコ南東部にある山。紀元前1世紀、この地を支配したコンマゲネ王国のアンティオコス1世が自らの築いた墳墓が残されています。山頂部には王の像をはじめ、ギリシャ神話とペルシャ神話の神々の石像が並んでおり、2つの文化が混交したヘレニズム時代の特徴が伺えます。
イスタンブール (Istanbul)
ヨーロッパとアジアにまたがって位置するトルコ最大の都市。紀元前7世紀頃ギリシャ人によって建設された都市で、1923年アンカラに遷都されるまで首都として繁栄しました。市街には、ギリシャ~オスマン帝国時代を偲ばせる名所や旧跡が数多く残されています。
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