サンスーシ宮殿 (Schloss Sanssouci)
18世紀ポツダムに建てられたロココ様式の宮殿。プロイセン王フリードリヒ2世の命によって「夏の離宮」として建てられた建物ですが、設計には王自身も関わったのだとか。平屋建てで室数12室と宮殿の中では小さめであるものの、室内は壁から天井まで豪華な装飾が施されています。
アルブレヒト城 (Schloss Albrechtsburg)
15世紀に建造されたドイツ・マイセンにある古城。ザクセン選帝侯とポーランド国王を兼任したアウグスト2世は熱狂的な芸術作品の蒐集家で、1710年城内に磁器製作所を設立して、世界的に有名なマイセン磁器の生産が19世紀まで行われていました。
ノイシュヴァンシュタイン城 (Schloss Neuschwanstein)
ドイツ南部・バイエルン州にある城。19世紀バイエルン王ルートヴィヒ2世の命により建造された建物で、アメリカのカリフォルニア ディズニーランドにある”眠れる森の美女”の城のモデルになったことでも有名です。
周囲の雄大な自然と調和するように佇むその姿は大変美しく、季節によって異なる景観を楽しめます。建物内部はバロックやゴシック、ルネサンスなど多種多様な建築様式が取り入れられており、豪華な装飾が施されています。
マリエンブルク城 (Schloss Marienburg)
ドイツ・ニーダーザクセン州にあるお城。ハノーバー王家最後の国王ゲオルク5世が王妃への誕生日プレゼントとして、1858~1869年にかけて建造されたものです。しかし、1866年の普墺戦争でゲオルク5世が王位を追われたことで、城にはわずかな期間しか住むことができなかったそう。
ゴスラー (Goslar)
ドイツ・ニーダーザクセン州の鉱業都市。10世紀頃から始まった銀の採鉱によって発展した都市で、石畳の通りに伝統的な木組み造りの民家が建ち並んだ町並みが印象的です。この地には魔女の伝説があり、街の至るところに魔女の置物や土産物が並んでいます。
ドレスデン (Dresden)
ドイツ中東部・ザクセン州の州都。かつてザクセン王国の都が置かれていた都市で、エルベ川を挟んで新市街・旧市街が広がっています。戦災により、市街の大半は破壊されたものの戦後に復旧し、旧市街を中心に中世漂う歴史的建築物を目にすることができます 。
ニュルンベルク (Nuremberg)
ドイツ南東部・バイエルン州にある都市。11世紀、神聖ローマ皇帝によって城塞が築かれたのが始まりです。世界三大クリスマスマーケットの開催地 “ハウプトマルクト(中央広場)”やルネサンス期の画家、“デューラーの家”などが名所として知られています。ニュルンベルガーソーセージはこの地の名物です。
バンベルク (Bamberg)
中世の街並みが残るドイツ南東部・バイエルン州の古都。奇跡的にも第二次世界大戦の戦禍を免れ、1000年以上もの間変わらぬ町並みが広がっています。その景観は「バイエルンの真珠」と称されるほどで、ドイツでも指折りの観光地として知られています。
ブレーメン (Bremen)
ドイツ北西部の都市。ハンザ同盟の一員として繁栄した港湾都市で、旧市街には世界遺産の市庁舎とローラント像があります。また、市庁舎のかたわらにはグリム童話で名高い「ブレーメンの音楽隊」の像を目にすることができます。なんでも、ロバの足に触れながら願い事をすると願いが叶うと信じられているのだとか。
ミュンヘン (Munich)
ドイツ・バイエルン州の州都。ベルリン、ハンブルクに続いてドイツ第3の大都市として知られています。地名は、この地の集落の基礎をつくったベネディクト派の修道士たち(Mönchen)に由来します。ビール醸造が盛んで、毎年秋には世界的に有名なイベント「オクトーバーフェスト」で賑わいをみせます。
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