ブレナム宮殿 (Blenheim Palace)
オックスフォード郊外のウッドストックにある宮殿。イギリスを代表するバロック様式の宮殿ですが、なんでも貴族の私邸なのだとか。宮殿内には200以上の部屋があり、絵画や陶磁器など豪華な調度品が飾られています。宰相ウィンストン=チャーチルの生誕地としても知られています。
ロンドン (London)
テムズ川両岸にまたがるイギリス最大の都市。バッキンガム宮殿をはじめ、ビッグベン、大英博物館など数多くの観光名所が存在しています。また市内は、32の地方行政区域に分かれており、エリアごとに異なる景観を楽しむことができます。
リヴァプール (Liverpool)
かのビートルズ誕生の地として有名なイギリスの港湾都市。かつて北アメリカや西インド諸島などとの交易で繁栄した都市で、19~20世紀頃に建てられた歴史的建造物が残されています。2004年「リヴァプール海商都市」として世界遺産に登録されたものの、再開発によって歴史的景観が損なわれ、2021年に登録を抹消されました。
バース (Bath)
イギリス南西部にある温泉保養地。この地にはローマ時代に建てられた歴史的建造物が残されており、18世紀には上流階級の保養地として発展しました。構成資産の中でも公衆浴場跡が有名で、英語の“bath”(風呂)はこの地名が語源となっています。
マンチェスター (Manchester)
イギリス中西部・ランカシャーにある工業都市。ローマ時代には「マンクニウム(Mancunium)」と呼ばれていた都市で、1330年にフランドル地方から渡来した織物業者たちによって栄えました。
当初は羊毛産業、17世紀頃から綿織物の生産が盛んになり、産業革命を機に世界の綿工業の中心として繁栄したことで「綿の首都(Cottonpolis)」と呼ばれました。
ウェストミンスター寺院 (Westminster Abbey)
歴代国王の戴冠式が行なわれる場所として有名な大寺院。イギリス中世の大規模なゴシック建築であり、寺院内部は床から壁面まで歴史上の人物の墓碑、記念碑で埋まっています。王室関係者をはじめ、政治家チャーチル、科学者ニュートンとまるでイギリス史の縮図を見ているよう。
ストーンヘンジ (Stonehenge)
イギリス南部・ソールズベリーにあるストーンサークル。新石器~青銅器時代にかけて造営されたと考えられています。その目的はドイルド教の祭祀場や天文台、王の墳墓、神殿など諸説あり、依然として多くが謎に包まれているそう。
ストーンヘンジは、中世の騎士道物語の一つ・アーサー王伝説にも登場します。物語の中では、魔術師が巨人を手伝わせてストーンヘンジを建てる描写が描かれています。
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