タージ・マハル (Taj Mahal)
皇帝が愛する妻の死を悼んで建てた霊廟として有名なタージ・マハル。世界中から優秀な建築家、工芸家が集められ、およそ20年かけて建てられたのだそうです。大理石でできたた壁にはアラベスクの模様が刻まれ、さらには20種もの宝石・鉱石が埋め込まれています。
ハワー・マハル (Hawa Mahal)
ラージャスターン州・ジャイプールにある宮殿。赤みがかった砂岩で造られた5階建ての建物で、18世紀ジャイプール藩王国の王プラタプ=シンによって建造されました。
この宮殿は、風が通るよう数多くの小窓を設けることで、室内を冷涼に保つ工夫がされており、「風の宮殿」の名称でも親しまれています。現在は博物館として使用されていて、建物内部を見学することができます。
ウダイプル (Udaipur)
インド北西部ラージャスターン州にある観光都市。ピチョーラー湖に面して、白い宮殿をはじめとした歴史的建造物が調和よく立ち並んでおり、その景観の美しさから「夢の町」「東洋のベニス」とも呼ばれています。
コルカタ (Kolkata)
インド東部にある西ベンガル州の州都。かつて東インド会社の拠点となった地であり、市内にはイギリス統治時代の建築物や施設が多く残されています。「カルカッタ」は旧称で、2001年にベンガル語の読み方「コルカタ」に変更されました。
ジャイプル (Jaipur)
インド北西部ラージャスターン州の州都。18世紀ラージプートの王によって創設された都市で、市内の建物をピンク色で統一したことから「ピンクシティー」とも呼ばれています。この独特な景観をもつジャイプル市街は2019年に世界遺産に登録されました。
ベンガル―ル (Bengaluru)
インド南部・カルナータカ州の州都。インド第3の都市でありながら、市街は緑が多く取り入れられた都市公園が多く存在し、「庭園都市」の名称でも知られています。19世紀イギリス統治時代の影響もあり、南インドの土着文化とヨーロッパの文化が融合した歴史的建造物を目にすることができます。
メヘラーンガル (Mehrangarh Fort)
ラージャスタン州・ジョードプルにある城塞。15世紀マールワール王国君主の居城として建てられた建物で、ジョードプル旧市街を見下ろすおよそ岩山の上に位置しています。
城壁に囲まれた堅固な外観とは対照的に、城内はステンドグラスのような透かし彫りの窓や煌びやかな装飾が施された部屋があり、実際に見学することができます。その他、武器や調度品などの数々のコレクションが収蔵されており、当時の人々の暮らしぶりがうかがえます。
ファテープル・シークリー (Fatehpur Sikri)
インド北部・アグラにあるムガル帝国時代の古城。世継ぎに恵まれなかったアクバル帝が聖者の予言によって息子が誕生したため、感謝の意を表して16世紀後半にこの城を建設しました。しかし、水不足と猛暑が原因でわずか14年で立ち退くことになってしまったのだとか。
ダージリン・ヒマラヤ鉄道 (Darjeeling Himalayan Railway)
インドの山岳地帯を走る世界最古の山岳鉄道。車窓からはヒマラヤ山脈の壮大な景観を目にすることができます。19~20世紀初頭、イギリスの植民地時代に紅茶の茶葉の輸送と高原保養地へ向かう避暑客のために建設されました。
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