

大クレムリン宮殿 (Bol’shoy Kremlyovskiy Dvorets)
首都モスクワの中心部クレムリンにある旧ロシア帝国の宮殿。「クレムリ」はロシア語で「城塞」を意味し、このクレムリン大宮殿もおよそ2kmにも及ぶ城壁で囲まれています。
敷地内にはグラノビータヤ宮殿やテレムノイ宮殿などがあり、これらを総称して「大クレムリン宮殿」と呼ぶことが多いです。現在は、叙勲式や会見、国家祝典などに使用されており、残念ながら一般公開はされていません。

エカテリーナ宮殿 (Catherine Palace)
ロシア・サンクトペテルブルグにある宮殿。18世紀ロシアの女帝エカテリーナ2世が夏を過ごしたことから「夏の宮殿」とも呼ばれている建物で、世界遺産にも登録されています。
バロック調の華麗な宮殿の内外装には繊細な彫刻や豪華な装飾が施されており、惜しげもなく贅を凝らした造りになっています。中でも有名なのが「琥珀の間」で、壁一面を琥珀で埋め尽くすように装飾された室内は、実際に見学することができます。

聖ワシリイ大聖堂 (St. Basil’s Cathedral)
首都モスクワの中心部、赤の広場に位置するロシア正教会の大聖堂。16世紀、初代ロシア皇帝が南ロシアのカザンハン国に対する戦勝を記念して建造されました。玉ねぎ型のドームと彩り豊かな外観が印象的で、まるでテーマパークにいるよう。

スパース・ナ・クラヴィー教会 (Church of the Savior on Spilled Blood)
19世紀末から20世紀にかけて建てられたロシア・サンクトペテルブルクにある教会。「血の上の救世主教会」の名称でも知られている教会で、これはアレクサンドル2世が暗殺された場所に建てられたことに由来します。建物には細やかな装飾が施され、床から天井まで美しいモザイク画が描かれています。

モスクワ (Moscow)
国際色豊かなロシアの首都。クレムリンを中心として放射状に街が広がっており、 市内には西ヨーロッパとは異なるロシア独特の建築物が点在しています。美術館や博物館をはじめ、劇場、図書館など教育・文化施設が充実していて、あらゆる分野からロシアを知ることができます。

サンクトペテルブルク (Saint Petersburg)
ロシア北西部に位置する港湾都市。18世紀に「ヨーロッパへの窓口」として計画的に建設された都市で、世界で最も美しい町の一つといわれています。町全体が世界遺産に登録されており、世界三大美術館のエルミタージュ美術館をはじめ、エカテリーナ宮殿やカザン大聖堂など名所が点在しています。