クーハーカルハート宮殿 (Kuha Karuhat Pavilion)
タイ中南部のカオ・サムローイ・ヨート国立公園内にある宮殿。19世紀、タイの名君/ラーマ5世が来訪したことを記念して、洞窟の奥まったところにこの宮殿が建てられました。降り注ぐ光に包まれながらひっそりと佇むさまは神々しさを感じさせます。
グランドパレス (Grand Palace)
首都バンコク・プラナコーンにある宮殿。タイにある宮殿の中でも最も格式の高い王宮で、18世紀チャクリー王朝の初代国王、ラーマ1世によって建てられました。
20万㎡もの広い敷地にヨーロッパとアジアの建築様式が融合した建築物が立ち並んでおり、現在は戴冠式や王族の葬儀、王室の重要な式典などの際に使用されています。一般公開されているのは外朝の一部のみで、内朝は非公開となっています。
アユタヤ (Ayutthaya)
14~18世紀にかけて繁栄したタイ・アユタヤ王朝の古都。18世紀に入りビルマ軍の侵攻により多くの建築や仏像が破壊されてしまいましたが、当時世界的な外交と商業の中心として隆盛を極めていた古都アユタヤの軌跡が今に残されています。
代表的な遺跡には、アユタヤ最大の寺院ワットプラシーサンペットや巨大寝釈迦仏像が横たわるワットロカヤスタ、木の根の中で眠るような表情が印象的な仏頭ワットプラマハタート、初代ウートン王の菩提寺ワットプララムなどが挙げられます。
チェンライ (Chiang Rai)
タイ北部にある都市。かつてランナー王朝の都が置かれた地で、隣接するチェンマイとともにランナー文化と呼ばれるタイ北部独特の文化が、今でもなお色濃く残されています。代表的な名所として、山岳地帯に暮らす少数民族の村や美しい仏教寺院などがあります。
バンコク (Bangkok)
“クルンテプ(天使の都)”という別称でも知られるタイの首都。実は“バンコク”は英語表記で、正式名称はタイ語で100文字を超える長さがあり、“世界一長い地名”としてギネス記録にも登録されています。
チェンマイ (Chiangmai)
タイ北部にある城郭都市。「北方のバラ」とも称される美しい古都で、タイ有数の観光地として知られています。市内には旧市街を中心に100を超える古寺院が残り、タイ北部独自の「ランナー文化」を表した建物や工芸を目にすることができます。
スコータイ (Skhothai)
タイ北西部に位置する都市。 “幸福の夜明け”を意味するこの地は、13世紀 タイ最初の独立国家・スコータイ朝の王都として栄えました。市内には、当時の偲ばせる宮殿や寺院などの遺跡群(世界遺産)が散在しています。例年旧暦12月の満月の夜になると、タイの灯篭流し「スコータイ・ロイクラトン」が行なわれます。
プーケット (Phuket)
タイ南西部にある世界有数のリゾート地。16~18世紀に錫の採掘と国際貿易によって栄え、市街にはポルトガルや中国・福建省からの商人で賑わいました。プーケットは “アンダマン海の真珠”と呼ばれるほど美しいビーチが有名ですが、旧市街には中国とポルトガルの建築様式が融合した “シノ ポルトギーズ様式”の建物が多く残されています。
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