

ガパマ (Ghapama)
アルメニアのかぼちゃ料理。種とワタを取り除いたかぼちゃの中に炊いた米やアーモンド、りんご、アプリコット、ナツメヤシ、プルーン、レーズンなどを詰め、焼き上げます。特にクリスマス~新年の時期に親しまれている料理です。

ジンギャロフ・ハッツ (Zhingyalov Khats)
南コーカサスのアルツァフ地域とアルメニア南部のシュニク地方で親しまれている料理。細かく刻んだハーブと野菜とラヴァシュと呼ばれるアルメニアのフラットブレッドに包み、「サジ (Saj) 」と呼ばれる鉄板で焼いて作られます。キリスト教の祭日「四旬節」の時期に食べる習慣があります。

ハリッサ (Harissa)
アルメニアの国民的な料理。北アフリカの唐辛子ペースト「ハリッサ(Harissa, هريسة)」と混同されやすいですが、アルメニアのハリッサは子羊肉や鶏肉と粗挽き小麦を煮込んで作られます。
その歴史は、アルメニアにキリスト教をもたらした聖グレゴリオスが貧しい人々に提供していた食事が始まりといわれています。伝統的に、イースターの時期にはハリッサを食べる習慣があります。