カレーライス (Curry Rice)
今や日本の国民食として知られる料理。明治時代、インドからイギリスを経由して日本に伝わったとされており、国内で独自に変化を遂げて現在の姿になりました。当初は西洋料理店で提供されるものでしたが、軍隊食や学校給食のメニューとして採用されたことで一般家庭に広く普及しました。
寿司 (Sushi)
日本を代表する料理の一つ。その原型は“なれずし”という東南アジアの魚を塩とご飯で乳酸発酵させたもの。現代の握り寿司として食されるようになったのは江戸時代ですが、当時は現在の2~3倍の大きさであったため切り分けて食べられていました。
1皿に2貫載っているのはその名残だともいわれています。左(上)の絵は江戸時代の寿司屋台の様子です。
握り寿司が誕生する前は「箱ずし」が人気だったそうで、屋台の右側で男性が箱ずしを肩に担いで運んでいる様子が描かれています。
天ぷら (Tenpura)
室町末期の南蛮貿易でポルトガルから伝わったとされる料理。その名称は諸説ありますが、ポルトガル語の “temporas”(キリスト教の斎日)に由来するといわれています。江戸時代には江戸にも伝わり、すし・そばに並んで、屋台で庶民に親しまれる”江戸の三昧”に数えられました。
RECOMMENDED POST
[blogcard url=”https://worldvoyage.site/local-dessert-japan”]