

チョルバフリック (Chorba Frik)、アルジェリア
アルジェリアの定番料理のひとつ。アルジェリアの穀物・フリックや肉、ひよこ豆などから作られるもので、ミントやコリアンダーといったスパイスで味付けされています。アルジェリアのフラットブレット・ケスラ(Kesra) が添えられていることが多く、特にラマダン(断食)明けに食されることが多いそう。

コシャリ (Kushari)、エジプト
エジプトの国民食。マカロニやパスタ、レンズ豆、ひよこ豆などに揚げた玉ねぎとトマト(トマトソース)をかけた料理です。19世紀頃のイギリス統治時代、イタリアやインド料理の要素が混ざって生まれました。

インジェラ (Injera)、エチオピア
エチオピアのクレープのように平たいパン。テフと呼ばれる穀物の練粉を発酵させ、薄く焼いたもので、エチオピアでは主食として食されています。インジェラの上には色とりどりのおかずが乗せられ、各々をくるんでいただくのが一般的です。

タジン (Tajine)、モロッコ
モロッコの郷土料理の一つ。牛肉や玉ねぎ、ニンニクにスパイスを加えてタジンで調理した料理です。タジンとは、円錐型の蓋をした容器のこと。砂漠地方にあるモロッコでは、水が貴重なことから食材から出る水蒸気を巡回させて無水調理するタジン鍋が生みだされました。

シマ (Nshima)、ザンビア
ザンビアの主食。トウモロコシの粉から作られる固粥で、魚や肉、スープなどと一緒にいただきます。アフリカには、“ウガリ(Ugali)” や“サザ(Sadza)”と呼ばれるシマとよく似た主食がありますが、部族や地域によって材料や作られ方が異なります。
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