

アサード (Asado)
アルゼンチンをはじめ、チリ、パラグアイ、ウルグアイなどの国で食されている焼肉料理。その名称はスペイン語で「焼く」を意味し、炭火で焼かれた塊肉を岩塩や「チミチュリ」と呼ばれるアルゼンチンのソースと一緒に食べます。
アルゼンチンやウルグアイ草原地帯 (パンパ)に住む牧童「ガウチョ(Gaucho)」食文化が伝播し、都市部でも食べられるようになったのがはじまりであるといわれています。

エンパナーダ (Empanada)
ペストリー生地に肉や野菜、チーズなど様々な具材を包んだスナック。中南米を中心とした広い地域で親しまれており、地域によって多種多様なものがあります。
アルゼンチンではレストランや屋台などで日常的に親しまれるのみならず、パーティーやフェスティバルの際の行事食としても供されます。アルゼンチン北西部・トゥクマン州では毎年エンパナーダフェスティバルが開催されます。

チョリパン (Choripán)
アルゼンチンをはじめ、ウルグアイ、チリなどで親しまれているファストフード。グリルで焼いたチョリソーをパンに挟み、「チミチュリ」(オリーブオイルやワインビネガー、パセリ、ニンニクなどから作られる調味料)などのソースをかけたサンドイッチです。
スポーツ観戦施設や市街の屋台などで供されており、アルゼンチン第二の都市・コルドバでは毎年、チョリパン・フェスティバル(Festival Mundial del Choripán)が開催されます。

メディア ルナ (Medialunas)
アルゼンチンのクロワッサン。塩気のきいたものや砂糖でコーティングされたもの、「ドゥルセ・デ・レチェ」と呼ばれるミルクジャムが塗りこまれたものなどさまざまな種類があります。アルゼンチンの朝食の定番の一つであり、コーヒーやマテ茶と一緒に食べるのが一般的です。
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