

ムール・フリット (Moules Frites)
ムール貝とフライドポテトがセットになったベルギーの代表的な料理。かつては労働者階級の人々の間で食べられていたと考えられており、特に魚が手に入らない冬の季節にムール貝とフライドポテトを組み合わせて食べられるようになったそうです。ムール・フリットは近隣の国オランダやフランス北部などでも親しまれています。

フリッツ (Frietjes)
ベルギーの国民食として親しまれているフライドポテト。「ビーンチュ(Bintje)」と呼ばれる品種のじゃがいもを使用し、1度目は低温で、2度目は高温で揚げて作られるのが特徴です。その起源はフランスもしくはベルギーの説が有力ですが、専門家や国の間で主張が異なり詳細は明らかにされていません。
しかし、ベルギーでは主食として食べられるほど日常的に親しまれる料理であり、街にはフリッツ専門店も数多く存在します。2014年には国の無形文化遺産に登録されています。

シコン・グラタン (Chicon au Gratin)
ベルギーの冬の郷土料理。シコンとはチコリー(キク科の野菜)のことで、 「ベルジアン・エンダイブ (Belgian Endive)」の名称でも知られています。ハムに包まれたチコリ―にグリュイエールチーズとホワイトソース(ベシャメルソース)を加え、オーブンで焼き上げて作られます。

ワーテルゾーイ (Waterzooi)
フランドル地方のゲント(ヘント)発祥とされる料理。魚や鶏肉、野菜の千切りなどをクリームソースで煮込んで作られます。ゲント(ヘント)生まれの神聖ローマ皇帝カール5世(1550~1558)の好物だったことでも知られ、歴史の長さを感じられる一品です。
もともとは川魚が用いられていましたが、川の水質汚染によって魚が獲れなくなってしまったため、代わりに鶏肉が使用されるようになったのだとか。現在は魚・鶏肉、どちらのワーテルゾーイも供されています。
RECOMMENDED POST
[blogcard url=”https://worldvoyage.site/world-local-cuisine”]