ナシゴレン (Nasi Goreng)
“Nasi”(ご飯)、“Goreng”(揚げる)を意味するインドネシアの郷土料理。朝ごはんの定番としても知られる料理で、材料や味付けは地域によってさまざまなものがあります。
中国の炒飯もしくは中近東のピラフから独自に変化を遂げたといわれていますが、その由来は明らかにされていません。インドネシア以外にも、マレーシアやシンガポールなど周辺国でも親しまれています。
サテー (Satay)
インドネシア・ジャワ島発祥の串焼き料理。下味を付けた鶏や牛、山羊などの肉を串に刺して焼き、ピーナッツソースをかけて食べる料理で、シンガポールやマレーシア、フィリピン、タイなど東南アジア諸国で広く親しまれています。
その歴史は、アラブの貿易商人を通じて中東地域の肉料理「ケバブ」が伝えられ、独自に変化を遂げていったと考えられています。
ルンダン (Rendang)
インドネシア・西スマトラ州の郷土料理。牛肉の塊肉をココナッツミルクと香辛料で長時間煮込んだ料理で、伝統的な行事や祝い事の行事食としても供されます。2018年、インドネシアの観光省によってルンダンを含む5種の料理が国民食として宣言されました。
ガドガド (Gado Gado)
インドネシア風サラダ。温野菜や厚揚げ、ゆで卵などに甘みのあるピーナッツソースを和えた料理で、その名称は「ごちゃ混ぜ」を意味します。屋台やレストランなど様々な場所で提供されており、2016年には国の無形文化遺産 (WBTB)に登録されました。
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