

シャクシューカ (Shakshouka)、イスラエル
細かく刻んだにんにくや玉ねぎ、パプリカなどの野菜をトマトペーストと一緒に煮込み、その上から卵を割り入れた料理。チュニジアが発祥といわれており、その名称は北アフリカのベルベル人の言葉で「混合物」を意味します。イスラエルの他にも、北アフリカや中東の国々で広く親しまれています。

ナン・エ・バルバリ (Nan e Barbari)、イラン
楕円形で生地に厚みのあるイランのナンの一種。生地の表面にはゴマやブラッククミンなどがまぶされており、朝食にはチーズやジャムなどとともに供されるのが一般的です。かつて、少数民族ハザラ人によって作られ、イランにもたらされたといわれています。
世界では「バルバリ」の名称で知られていますが、「バルバリ」はハザラの人々に対して敬意を欠く呼び方でもあるため、イランでは「ナン・エ・バルバリ」と呼ばれています。

ピデ (Pide)、トルコ
トルコのピザ。細長い生地に様々な具材を乗せ、窯で焼き上げた料理で、長いものだと1m近くのものもあるのだとか。ひき肉や卵、スジュク(トルコのソーセージ)、チーズ、ほうれん草、トマトなど地域やお店によってもバリエーション豊かなピデが楽しめます。

マンサフ (Mansaf)、ヨルダン
ヨルダンの国民食。「ジャミード」と呼ばれる乾燥ヨーグルトソースで煮込んだ羊肉をご飯やナッツ類の上に盛り付け、上から煮汁を掛けて供されます。来客時などの特別な機会に作られることが多く、ヨルダンではカトラリーを用いず手で食べるのが一般的とされています。ヨルダンのみならず、パレスチナやサウジアラビア、シリアなどの国でも親しまれています。

マナキーシュ (Manakish)、レバノン
レバノンをはじめ、シリアやパレスチナ、ヨルダンなどの国で親しまれている伝統的な料理。パン生地にオリーブオイルや「ザアタル」と呼ばれるミックススパイスをのせて焼き上げます。トッピングには、他にもチーズや子羊のひき肉、揚げナスなど様々なものがあります。2023年にレバノンのマナキーシュはユネスコの無形文化遺産に登録されました。
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