Local Desserts in Mexico – メキシコの郷土菓子 –

パレタス (Paletas)

メキシコ発祥のアイスキャンディー。果汁やヨーグルト、ミルクなどがベースになったものにフルーツの果肉が入った氷菓子で、フレーバーは多種多様にあります。

美味しさはもちろんのこと、カラフルでポップな見た目をしていることから今や世界で広く親しまれています。本場のメキシコではパレタスにチリパウダーをかけて食べる楽しみ方もあるのだとか。

コンチャ (Concha)

メキシコの代表的な菓子パンの一つ。スペイン語で「貝殻」を意味するこのパンの表面は、貝殻模様をした砂糖のコーティングで覆われています。中にクロテッドクリームが入った “コンチャ イ ナタ”もあります。そのままで頂いても、ホットチョコレートに浸して頂いても〇。

パン デ ムエルト (Pan de Muerto)

メキシコの伝統的な祭り・死者の日(11月1~2日)に食されるパン。小麦粉や牛乳、卵、酵母、砂糖などから作られる生地に、アニスとオレンジピールを加えて焼き上げます。生地の表面にある独特な文様は、死者の骨や頭蓋骨を模しています。

メキシコでパンが作られるようになったのはスペイン統治時代。スペインから伝わったパン文化と土着の儀式が融合して、死者の日には祭壇にパン デ ムエルトが供えられるようになったそうです。

ロスカ・デ・レイェス (Rosca de Reyes)

1月6日のキリスト教の祭日に食されるお菓子。別名「公現祭」とも呼ばれるこの祭日は、東方の賢者3名がイエス・キリストの生誕を祝って訪問し、礼拝したといわれる日で、ヨーロッパを中心とした広い地域でお祝いする習慣があります。

ロスカ・デ・レジェスには、イエス・キリストを模した小さなプラスチック製の人形や豆が入っており、切り分けた際に人形が当たった人は2月2日のメキシコの祭日「カンデラリアの日」に郷土料理のタマレス(タマル)を振舞うという習わしがあるのだそう。

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