

ソンピョン (Songpyeon)
色付けされたお餅に、緑豆やゴマ、小豆、栗のペーストなどを包んだお菓子。これは、1年の豊作を祈り、先祖に感謝する韓国の伝統行事 “秋夕(チュソク)”の際に作られます。「ソンピョンを上手に作れたら、可愛い子どもが生まれる」という言い伝えもあるのだとか。

ピンス (Bingsu)
韓国の夏の定番デザート。スタンダードなものは削った氷に小豆餡が載った“パッピンス(Patbingsu)”ですが、近年アイスクリームや練乳、抹茶、果物などバリエーション豊かなものがあります。食べる際は、しっかり混ぜてからいただくのがコリアンスタイルなのだそう。

ホットク (Hotteok)
小麦粉の生地で黒砂糖や蜂蜜などを包み、平たく焼き上げた韓国のパンケーキ。その起源は19世紀後半、韓国に移民してきた中国商人によって生み出されたのが始まりであるといわれています。
市場や屋台の定番の軽食としても知られ、甘いもののみならず中にナッツやチャプチェが入ったセイボリー系のものまで種類豊富にあります。

薬菓 (Yakgwa)
小麦粉に砂糖、はちみつ、シナモンパウダーなどを練り合わせ、低温の油で揚げたお菓子。韓国では古くから蜂蜜の薬効を重視していたため、その名称に“薬”が付けられました。日常的なおやつとしてのみならず、冠婚葬祭などの特別な日のお菓子としても親しまれています。

薬食 (Yaksik)
およそ1500年の歴史を持つ韓国の伝統的な餅菓子。もち米に栗、ナツメ、はちみつなどを混ぜ合わせ蒸しあげたお菓子です。5世紀頃、新羅の王が烏によって命を救われた逸話が残されており、毎年旧暦の1月15日に烏への供え物として供えられたのがこの薬食だったといわれています。
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