

キュベルドン (Cuberdon)
ベルギー第3の都市・ゲント発祥の砂糖菓子。その名称はフラマン語で「鼻」を意味し、ラズベリーをはじめ、アップル、レモン、アニスなど多種多様なキュベルドンが供されています。その歴史は1873年、薬用シロップをヒントにゲントの薬局の薬剤師によって生み出されたのがはじまりだといわれています。

ベルギーワッフル (Belgian Waffles)
世界的に有名なベルギーのお菓子。甘さ控えめの四角い形をしたブリュッセル・ワッフルと甘くて丸い形をしたリエージュ・ワッフルの2種類があります。街角のスタンドなどでは、フルーツやホイップクリーム、チョコレートソースなど様々なトッピングがされたワッフルが店頭に並べられています。

ベルギーチョコレート (Belgian Chocolate)
ベルギーに初めてカカオが伝わったのは1635年のことですが、ベルギーのチョコレート産業が大きく発展したのは19世紀以降のことです。1885年ベルギー国王・レオポルド2世の治世下で、アフリカ・コンゴを植民地としてカカオの生産がはじまり、スイスのチョコレート製造技術を導入したことで次第に産業が拡大していきました。

マッテンタールト (Mattentaart)
オースト=フランデレン州にある町、ヘラールツベルヘン (Geraardsbergen) のお菓子。ペストリー生地の中にアーモンド風味のカードチーズを詰め、オーブンで焼き上げて作られます。その歴史は中世にさかのぼり、2007年にはEUが定める「地理的表示保護」(PGI) に登録されました。

ダム・ブランシュ (Dame Blanche)
フランス語で「白い貴婦人」を意味するベルギーのアイスクリーム。バニラアイスにホイップクリームやホットチョコレートをトッピングして供されます。1825年にパリで上演されたオペラ「白衣の婦人 (La Dame blanche) 」にインスピレーションを受けて、フランス人シェフ、オーギュスト・エスコフィエ (Auguste Escoffier) が考案したと考えられいます。

クック・ド・ディナン (Couque de Dinant)
ベルギー・ナミュール州の都市ディナンのお菓子。はちみつと小麦粉でできた生地をおよそ300℃のオーブンで焼き上げた堅焼きビスケットで、花や動物、風景など100種類を超える型で形作られています。その歴史は15世紀、ブルゴーニュ公シャルルによって市街が包囲された際、籠城した人々をこのビスケットが飢えから救ったと伝えられています。

パン・ア・ラ・グレック (Pain à la Grecque)
ベルギーの首都ブリュッセルのフラットブレッド。小麦粉や牛乳、バター、シナモンなどから作られた平たい生地の表面には、グラニュー糖が振りかけられています。その名称は直訳すると「ギリシャのパン」を意味しますが、 “Grecque” はフラマン語の方言 “Grecht (溝) ” に由来します。16世紀頃、アウグスチノ会の修道士たちが貧しい人々のためにパンを配ったのがはじまりだといわれています。
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