

オリーボーレン (Oliebollen)
ドーナツの原型といわれるオランダの伝統的なお菓子。特にクリスマスと新年の定番のお菓子として知られており、これは古代ヨーロッパの冬至祭・ユールの時期に食されいていた歴史があります。プレーンの他に、リンゴやバナナ、カスタードなど種類も豊富です。

ストロープワッフル (Stroopwafel)
円形のワッフル生地の間にシロップを挟んだお菓子。その名称はオランダ語で“Stroop(シロップ)”、“Wafel (ワッフル)”を意味し、19世紀にゴーダ(Gouda)市のパン職人が考案したのが始まりであるといわれています。
コーヒーや紅茶が入ったカップの上に乗せ、ワッフルを温めてから頂くのが一般的です。

ポッフェルチェ (Poffertjes)
オランダの伝統的なミニパンケーキ。小麦粉やそば粉、酵母の生地を焼き上げて作られるお菓子で、街中の屋台で販売されることが多いです。焼きたてのポッフェルチェには、粉砂糖やバターや糖蜜、ホイップクリームなど様々なトッピングをかけていただきます。
クリスマスと年末年始には欠かせない存在で、この時期になるとクリスマスマーケットや屋台で特に多く提供されます。

スペキュラース (Speculaas)
オランダで親しまれているスパイスクッキー。生地には、シナモンやクローブ、カルダモン、ナツメグなどの香り豊かなスパイスが用いられており、様々な絵柄でかたどられているのが特徴です。
クリスマスを象徴するサンタクロースの元祖とも言われる聖人を祝う「聖ニコラウスの日」(12月5-6日) に食べる習慣があります。