ブンナ(Bunna)、エチオピア
コーヒーの発祥の地・エチオピアで親しまれているコーヒー。生豆をローストし、臼で叩粉状に潰したものをジェベナと呼ばれる素焼きのポットで煮出します。
砂糖やミルクなどは加えず、蒸しパン(ダボ)、麦やナッツを煎ったスナック(コロ)、ポップコーンなどと一緒にいただきます。エチオピアには「コーヒーセレモニー」と呼ばれる習慣があり、コーヒーでゲストをもてなす文化が古くから根付いています。
カフェ・トゥーバ (Café Touba)、セネガル
セネガルで親しまれているスパイス入りのコーヒー。コーヒー豆とギニアペッパーを煎って濃く淹れたもので、とてもスパイシーなのが特徴です。好みでクローブを追加して入れることもあり、スパイスの独特の香りやピリッとした刺激が癖になります。
ブッハ (Boukha)、チュニジア
チュニジアの特産イチジクを使用した蒸留酒。チュニジアは穏健派ムスリム国家で、本来コーランで禁止されているお酒も国内での生産が許されているのだとか。
バナナビール(Banana Beer)、東アフリカ
ケニアやウガンダ、タンザニアなど東アフリカで作られるビール。麦芽に潰したバナナを加えて発酵させ、膨張剤に雑穀やとうもろこしの粉を使用して作られます。東アフリカはバナナの生産量が豊富で、この地域の食文化に密接に繋がっています。
アマルーラ (Amarula)、南アフリカ
南アフリカのクリームリキュール。マルーラと呼ばれるアフリカの果実から作られるお酒で、ウイスキーやウォッカをベースにしたカクテルやアイスクリームにかけていただくことで、その香り豊かな風味を楽しめるのだそう。
ミントティー (Mint Tea)、モロッコ
モロッコの代表的な飲み物の一つ。緑茶/フレッシュミント/砂糖から作られるもので、社交の場にはなくてはならない存在です。宗教上お酒が禁じられているため、それに代わる嗜好品として楽しまれており、別名「モロッカン・ウイスキー」とも呼ばれています。