
チーズケーキ (Cheese Cake)
アメリカのチーズケーキといえばニューヨークチーズケーキが有名ですね。濃厚でずっしりとした生地に、果物やナッツ類等で装飾が施されていないシンプルなものが一般的です。
チーズケーキの歴史は非常に古く、その起源は古代ギリシャ時代とされています。なんでも、紀元前776年に開かれた第一回古代オリンピックでアスリートたちに振舞われたのだとか…。
アメリカのチーズケーキは、20世紀ヨーロッパからアメリカへ渡ったユダヤ系移民により誕生したといわれています。

キングケーキ (King Cake)
カーニバルの最終日に行われる「マルディグラ」に食されるケーキ。甘いペストリー生地にクリームをのせ、カラフルなパウダーで飾ったお菓子で、これらの色はそれぞれ信仰、権力、正義を表しています。
生地の中には小さな赤ちゃんの人形が隠されており、見つけられた人はその1年幸運に恵まれると信じられています。

バントケーキ (Bundt Cake)
中央に穴が空いた丸いケーキ。東ヨーロッパのお菓子「クグロフ(Gugelhupf)」が原型となってできたお菓子で、20世紀にアメリカへ伝わりました。しかし、当時アメリカではリング状の調理器具が入手困難だったため、調理器具の製造会社“NordicWare”によって専用器具が作られました。(バンド・パン)
1960年代以降人気を博し、毎年11月15日は「バント・パンの日」が制定されています。

ブラウニー (Brownies)
チョコレートやココアを用いた生地を平たく焼いた焼き菓子。その起源は、イリノイ州のシカゴにあるホテル・パーマーハウス (現 : パーマーハウス ヒルトン ホテル)が発祥であると言われています。
当ホテルオーナー夫人・バーサパーマー氏の要望で、1893年に開かれたシカゴ万国博覧会に参加した人々のために考案されました。今でも、パーマーハウス ヒルトン ホテルでは当時のレシピで作られたブラウニーを頂くことができるそうです。

ベイクド・アラスカ (Baked Alaska)
ケーキ生地とアイスクリームをメレンゲで覆い、焼き目を付けたデザート。その起源には諸説ありますが、アメリカ・ニューヨークにあるレストラン“デルモニコス”のシェフ、チャールズ・ランホーファー氏によって考案されたという説が有力です。
当時は、デザートの熱さと冷たさ両方を表した“アラスカ・フロリダ”という名称で呼ばれていましたが、1867年旧ロシア領アラスカの買収を記念して“ベイクド・アラスカ”と呼ばれるようになったのだそう。

ボストンクリームパイ (Boston Cream Pie)
マサチューセッツ州の公式デザート。バニラカスタードを挟んだ2層の生地にチョコレートソースがかかったスポンジケーキです。1881年、ボストンにあるパーカーハウスホテルのフランス人シェフによって考案されたといわれています。

レッドベルベットケーキ (Red Velvet Cake)
ココアパウダーと食用色素で色付けされた生地とクリームが層になったケーキ。色鮮やかな赤色が特徴的なケーキで、特にクリスマスやバレンタインデーに多く食されます。その起源は1,800年頃ビクトリア朝時代とされていますが、発祥地については諸説あります。
アメリカ南部と主張する歴史家に対し、ニューヨーク市にあるウォルドーフ・アストリアホテルはレッドベルベットケーキのレシピはホテル内のシェフによって作られたと主張しています。

ベイクド・アラスカ (Baked Alaska)
ケーキ生地とアイスクリームをメレンゲで覆い、焼き目を付けたデザート。その起源には諸説ありますが、アメリカ・ニューヨークにあるレストラン“デルモニコス”のシェフ、チャールズ・ランホーファー氏によって考案されたという説が有力です。
当時は、デザートの熱さと冷たさ両方を表した“アラスカ・フロリダ”という名称で呼ばれていましたが、1867年旧ロシア領アラスカの買収を記念して“ベイクド・アラスカ”と呼ばれるようになったのだそう。
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