Variety of Cakes in Europe – ヨーロッパのケーキ –

ビクトリアスポンジケーキ (Victoria Sponge)、イギリス

イギリスの代表的な郷土菓子の一つ。19世紀イギリス王室のシェフが考案したスポンジケーキで、かのヴィクトリア女王が“オズボーンハウス”(王室の離宮)のティータイムに楽しんでいたといわれています。

ビクトリアスポンジケーキは、当初ジャムを挟んだだけのシンプルなものでしたが、現在はクリームや果物が使用されているものが一般的です。

カッサータ (Cassata)、イタリア

イタリア・シチリア発祥の伝統的なアイスクリームケーキ。リコッタチーズとスポンジケーキをマジパンで包み、アイシング(糖衣)やシロップ漬けのフルーツで華やかに飾り付けられたデザートです。その起源には諸説あるものの、9世紀初頭シチリアを侵攻してきたアラブ人たちから伝わったといわれています

ザッハートルテ (Sachertorte)、オーストリア

世界的に知られているオーストリア・ウィーンの名物。アプリコットジャムが塗られたチョコレートスポンジ生地を、チョコレートの糖衣で覆ったケーキで、1832年オーストリアのパティシエ/フランツ・ザッハーによって考案されました。5つ星ホテルのホテル・ザッハーや洋菓子店デメルでは本場の味を楽しむことができます。

トンプース (Tompouce)、オランダ

オランダの郷土菓子のひとつ。パイ生地にカスタードクリームが挟まっているお菓子で、生地の表面にはピンク色のアイシングがコーティングされています。キングスデー(国王の日)などの祝日には、オランダのナショナルカラーであるオレンジ色のアイシングで覆われたトンプースが店頭に並びます。

クレームシュニッタ (Kremšnita)、クロアチア

クロアチアのサモボルで生まれた郷土菓子。カスタードクリームとメレンゲが2層になったクリームをパイ生地で挟んだお菓子です。クロアチアの広い地域で親しまれているものですが、他の地域では冷たく、サモボルでは温かくして頂くのが特徴です。

ヴィーエ (Wähe)、スイス

スイスのタルト。アプリコットやルバーブ、りんごなどの季節の果物の他、チーズやほうれん草など多種多様なものがあります。復活祭(イースター)の40日前から始まる“四旬節”は肉食を断つ習慣があり、かつてヴィーエはこの期間中に食されることが多かったそう。

プリンセストルタ (Prinsesstårta)、スウェーデン

クリームやジャムとスポンジケーキの層をマジパンで包んだスウェーデンのケーキ。スウェーデンの王族・カール王子の3人娘の家政学教師が記した著書“Prinsessornas kokbok”(1929年)に掲載されたのが最初のレシピであるといわれています。

当初は「緑色のケーキ(grön tårta)」と呼ばれていましたが、3人娘の王女たちが好んで食べていたことから後に「プリンセスケーキ」(Prinsesstårta)と名付けられました。

ロスコン・デ・レジェス (Roscon de Reyes)、スペイン

スペインのクリスマスのお菓子。ドーナツ型の生地に砂糖漬けしたフルーツやナッツが散りばめられたケーキで、1月6日の公現祭(3名の賢者がキリストの誕生を祝福した日)に食されます。ケーキの中には陶器の人形や豆が入っており、前者は幸運が訪れ、後者はロスコンの代金を支払わなければならないルールがあるそう。

カンセケーエ (Kransekage)、デンマーク / ノルウェー

デンマークやノルウェーの伝統的なケーキ。マジパンで作られた生地をタワーのように重ねたもので、新年や結婚式など特別な日に作られます。18世紀コペンハーゲンのパン屋で考案されたといわれており、デンマーク語で“花輪のケーキ”を意味します。

シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ (Schwarzwälder Kirschtorte)、ドイツ

キルシュヴァッサー(さくらんぼの蒸留酒)を染み込ませたスポンジ生地にさくらんぼとチョコレートで飾り付けをしたドイツのケーキ。ドイツ南西部、シュヴァルツヴァルト地方の黒い森をイメージして作られており、ドイツ語で「黒い森のサクランボケーキ」を意味しています。

クルトシュカラーチ (Kurtoskalacs)、ハンガリー / チェコ / ルーマニア

ハンガリーやチェコ、ルーマニアで親しまれている焼き菓子。ハンガリー語で 「クルトシュ(Kürtős) = 煙突」、「カラーチ(Kalács)= ケーキ」を意味します。 棒にパン生地を巻きつけて回転させながら焼き上げるお菓子で、シナモン・ココア・ナッツなど様々なフレーバーがあります。 

シャルロット (Charlotte)、フランス

フランスの伝統的なお菓子。細長いビスキュイ生地の中に、ババロワやフルーツを流し込み、冷やして固めたもの。その名称は、英国王ジョージ3世の王妃 “ソフィア・シャーロット”が身に着けていたボンネット風の婦人帽に似ていることに由来します。(諸説あり) 

マズレク (Mazurek)、ポーランド

イースターの時期に作られるポーランドのフラットケーキ。平らな生地にクリームやナッツ、ドライフルーツなどで華やかに装飾が施されたお菓子で、多くの場合その装飾はイースターをモチーフにしたデザインが描かれています。

ポーランド中部・クヤヴィ・ポモージェ県のマズレクは、ポーランド農業農村開発省によって伝統的製品リストに登録されています。

ナポレオンケーキ (Napoleon Cake)、ロシア

ロシアの伝統的なケーキ。フランスの郷土菓子“ミルフィーユ”が原型で、1812年ナポレオンのロシア遠征(祖国戦争)の100周年を記念して作られるようになりました。全体を覆うように装飾された細かいパン粉はロシアの雪を表現しており、当初はナポレオンの三角帽を象ったケーキが作られたそう。

Local Cuisines in Morocco – モロッコの郷土料理 –

タジン (Tajine) モロッコの郷土料理の一つ。牛肉や玉ねぎ、ニンニクにスパイスを加えてタジンで調理した料理です。タジンとは、円錐型の蓋をした容器のこと。砂漠地方にあるモロッコでは、水が貴重なことから食材から出る水蒸 […]

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Local Cuisines in South Africa – 南アフリカの郷土料理 –

バニーチャウ (Bunny Chow) 中の生地をくりぬいた食パンにカレーを詰めた料理。南アフリカ東海岸にある港町・ダーバンが発祥とされ、インド系アフリカ人によって生み出されたといわれています。イギリス統治時代のインドで […]

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Local Cuisines in Ethiopia – エチオピアの郷土料理 –

インジェラ (Injera) エチオピアのクレープのように平たいパン。テフと呼ばれる穀物の練粉を発酵させ、薄く焼いたもので、エチオピアでは主食として食されています。インジェラの上には色とりどりのおかずが乗せられ、各々をく […]

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