World Festivals – 世界のお祭り –

ピレネー山脈地域の夏至の火祭り (Summer Solstice Fire Festivals in the Pyrenees)

ピレネー山脈を共有するアンドラ公国とフランス、スペインで行なわれるお祭り。ピレネーの山間の村で何世紀にもわたって受け継がれている行事で、夏至の夜に山頂から松明を運び、大きな炎の周りで歌ったり、踊ったりして夏至の到来を祝います。

ヴェネツィアのカーニバル (Carnevale di Venezia)、イタリア

イタリアの古都ヴェネツィアで開催される世界三大カーニバルのひとつ。例年2月頃に行なわれる行事で、サンマルコ広場を中心に中世の衣装と仮面を身に付けた人々が練り歩きます。美しい装飾が施されているベネチアンマスクは、身分にとらわれずカーニバルを楽しもうという趣旨で仮面をつけるようになったのだとか。

マーストリヒトのカーニバル (Maastricht Carnival)、オランダ

オランダ南部・マーストリヒトで行なわれるカーニバル。春の訪れや豊作、復活祭を祝う行事で、老若男女問わず趣向を凝らした衣装に身を包み、街中を練り歩きます。その他何百もの山車や音楽隊によるパレードなどがあり、地域一帯がとても賑やかになります。

夏至祭 (Midsommar)、スウェーデン

スウェーデン各地で祝われる夏至をお祝いする祭り。スウェーデン語では 「ミッドソンマル」と呼ばれる行事で、北欧や北東ヨーロッパでも行なわれています。町の広場に夏至柱を立て、花冠や民族衣装を身に付けた人々が歌やダンス、食事を楽しみます。

火祭り (Las Fallas)、スペイン

スペイン3大祭りの一つ。毎年3/15〜19に開催され、街の広場や通りに置かれた巨大な張子人形の芸術性、独創力、センスの良さを競い合います。最終日には音楽と花火のショーとともに人形焼きが行なわれます。(入賞作品のみ「火祭り博物館」のコレクションへ)

クレントヴァニエ (Kurentovanje)、スロベニア

スロヴェニア・プトゥイで行なわれる冬のカーニバル。冬を追い払い、春の訪れをお祝いする行事で、毎年2月・3月に行なわれます。全身を羊の毛皮で覆い、顔に仮面をつけた「クレント」と呼ばれる精霊が町を練り歩きます。

王様騎行 (Ride of the Kings)、チェコ

モラヴィア南部で開催される伝統行事。200年以上にわたって継承されている伝統で、民族衣装を身にまとった少年たちが馬に乗って村落をめぐります。これはかつてハンガリー王がボヘミア王からの逃亡を図り、口にはバラをくわえ女装をして逃げたという伝説を再現しているのだとか。

オクトーバーフェスト (Oktoberfest)、ドイツ

9月半ばから10月にかけてドイツ・ミュンヘンで行われる世界最大規模のビールの祭典。1810年、バイエルン王国の王・ルートヴィヒ1世とテレーゼ王妃の成婚を記念して、競馬が催され、領民にはビールが振舞われたのがはじまりであるとされています。

期間中には、およそ600~700万ℓものビールが消費され、ビールとともにソーセージやプレッツェルなどの料理を楽しみます。

ブショー・ヤーラシュー (Busójárás)、ハンガリー

ハンガリー南部の町モハーチで行なわれる伝統行事。毎年2月~3月頃に催される祭典で、恐ろしげな仮面と衣装を身につけた人々が町中を練り歩きます。かつてオスマン帝国の兵士を撃退するために始まった行事で、現在は冬の終末を告げ、春を迎える行事として行われています。

ポン=ラべの刺繍祭り (Fête des Brodeuses)、フランス

フランス・ポン=ラべで毎年7月に行なわれるお祭り。ポン=ラべは刺繍や籠編みが伝統工芸として伝わる町です。緻密な刺繍が施された民族衣装やコワフと呼ばれる美しいレースのかぶりものを身に付けた人々が民族舞踊を披露しながら街中を練り歩きます。

バラ祭り(Rose Festival)、ブルガリア

ブルガリア・カザンラクで開催されるお祭り。ブルガリア三大祭りのひとつで、ダマスクスローズの開花時期である6月に催されます。色鮮やかな民族衣装に身を包んだ人々によるバラ摘みやパレードなどが行なわれます。

Photo by Cedric Dubois

猫祭り (Kattenstoet)、ベルギー

ベルギー・イーペルで開催されるお祭り。3年毎に催される行事で、猫に仮装した人々や山車による賑やかなパレードなどが行われます。これは、この町に残る悲しい猫たちの過去を悼むために始まったもので、当時のエピソードを再現したプログラムになっています。

Photo by Chrumps

ウォヴィチの聖体節 (Corpus Christi)、ポーランド

ポーランドの聖体祭(カトリックの祝日)。ヨーロッパ各地の聖体祭の中でも最大級のイベントです。祝日当日には特別なミサが行われ、伝統衣装に身を包んだ人々が列をなして所々で福音書を読み上げます。

Photo by Diogomedina

タブレイロスの祭り(Festa dos Tabuleiros)、ポルトガル

ポルトガル・トマールで4年に一度開催される収穫祭。真っ白な衣装を着た女性たちがパートナーに支えられながら、パンや花が高く積まれたお盆を乗せて街中を歩きます。この行事は、14世紀に修道院が貧しい人々にパンやワインを配ったことに由来します。 

マースレツィア (Maslenitsa)、ロシア

ロシアで2~3月頃に催される伝統行事。木の枝や藁で作られた「マースレ二ツァ人形」を燃やして冬に別れを告げ、春の訪れをお祝いします。この行事では太陽を象徴するブリヌイ(ロシア風クレープ)を食べる風習があります。

Photo by Ben Tavener

リオのカーニバル (Carnaval de Rio)、ブラジル

ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催される世界三大祭りのひとつ。予選を勝ち抜いた選りすぐりのチームが行うコンテストで、色彩豊かな衣装に身を包んだサンバダンサーや煌びやかな装飾が施された山車によるパレードが行われます。

インティ・ライミ (Inti Raymi)、ペルー

ペルー南部・クスコで開催される「太陽の祭り」。南米3大祭りの一つとして知られており、ケチュア語でインティは「太陽」、ライミは「祭り」を意味します。伝統衣装に身を包んだ人々が、作物収穫の感謝と豊作の祈りをこめて、歌や踊りで儀式を行います。

死者の日 (Día de Muertos)、メキシコ

メキシコで例年11月2~3日に開催されるお祭りです。死者の魂を迎えてお祝いする行事で、家族や友人が集まり故人への思いを語り合います。マリーゴールドやフルーツで華やかに装飾された祭壇が設けられ、故人が好きだったものをお供えします。ちなみにマリーゴールドは死者が通る道を表しています。

Photo by Scott Edmunds

マスカル祭 (Meskel Festival)、エチオピア

エチオピア・アディスアベバで毎年9月に行なわれる祭り。「マスカル」とは十字架を意味し、この祭りはキリストが十字架を発見したことを祝う宗教行事です。エチオピア正教の二大祭りのひとつで、UNESCOの世界無形文化遺産にも登録されています。

Photo by Dan Lundberg

ゲレウォール (Guerewol Festival)、ニジェール

ニジェールで毎年9月に開催される行事。遊牧民ボロロ族の間で行なわれる祭典で、美意識の高い男性の中から最も美しい一人を選出します。伝統的な衣装やメイク、アクセサリーで着飾り、白い歯と大きな目を際立たせながら「ヤーケ」と呼ばれるダンスを披露します。

ゴロカ・ショー (Goroka Show)、パプアニューギニア

パプアニューギニア・ゴロカで行なわれる祭典。毎年パプアニューギニアの独立記念日(9月16日)前後に開催される行事で、およそ100もの部族が参加します。各々の伝統的な衣装やアクセサリーを身に付けて、独特なダンスを披露します。

メシル・マージュヌ祭り (Mesir Macunu Festival)、トルコ

トルコ・マニサで毎年3月に開催される行事。16世紀オスマン帝国で開発された練り状の飴によって皇帝・母后の病状が回復したことがこの行事の始まりとされています。このお祭りでは、41種類の香辛料やハーブを元に5トンにも上る飴が作られ民衆に豪快にばらまかれます。

ディワリ (Diwali)、インド

インドのヒンドゥー教の新年を迎えるお祭り。ヒンドゥー暦の “カールッティカ (Kartika)” と呼ばれる月(10~11月頃)の新月から5日間に渡って催される行事で、別名「光のフェスティバル」とも呼ばれています。

この時期になると、祭日を迎えるために自宅や職場を掃除して、インドのオイルランプ “ディヤ (Diya)” や美しい文様が印象的な “ランゴーリ (Rangoli)”で装飾を行います。

*ランゴーリとは
粉末の石灰石や米粉、色石、花びらなどの素材を使用して、床や卓上に独特な文様を描くインドの伝統的な芸術。ヒンドゥー教の祭典の際に建物の入口付近にランゴーリの装飾が施されます。

Photo by Dion Hinchcliffe

バリ・アートフェスティバル (Bali Art Festival)、インドネシア

インドネシア・バリ島最大の芸術祭。毎年6月~7月にかけて1か月間開催される行事で、バリ舞踊や大衆劇などのバリ芸能をはじめ、伝統工芸品や絵画の展示が行なわれます。フェスティバル初日には豪華で盛大なオープニングパレードが繰り広げられ、海外からも多くの観光客が訪れます。

燃灯会 (Yeong Deung Hoe)、韓国

韓国・首都ソウルで行なわれる仏教行事。仏教の開祖・釈迦の誕生日を祝う目的で催される行事で、およそ1300年もの歴史があります。この期間中は、韓国伝統の紙「韓紙」を使用した色とりどりのランタンで街中が華やかに彩られます。

チンゲイ・パレード (Chingay Parade)、シンガポール

シンガポールで開催されるアジア最大のパレード。これは旧正月を祝う祭典で、中国、マレー、インド、ユーラシア系の人々が一堂に会して盛大なパフォーマンスを披露します。

エサラ・ペラヘラ (Esala Perahera)、スリランカ

古都キャンディで開催されるスリランカ最大のお祭り。かつて、インドから運ばれた仏陀の歯(仏歯)が収められた容器(舎利容器)を、煌びやかに装飾された像たちが運びながら町を闊歩します。スリランカ各地の様々な伝統舞踊を一度に見ることができる貴重なイベントで、国内外から多くの観光客が訪れます。

マスカラ・フェスティバル (MassKara Festival)、フィリピン

フィリピンで最も有名なフェスティバルのひとつ。「微笑みの都市」と呼ばれるネグロス島で毎年10月に開催される行事で、カラフルなマスクと衣装を身に付けた人々がダンスや楽器の演奏を披露します。ちなみに“mass”は英語で「たくさんの」“kara”はスペイン語で「顔」を意味するそう。

パロ・ツェチュ (Paro Tshechu)、ブータン

ブータン・パロで行なわれる伝統行事。チベット密教の開祖を称え、僧侶たちが仮面をつけて古典的な舞踊を披露します。この舞踊は、仏教の教えを人々にわかりやすく教えることを目的としており、数ある舞の振りはすべて事細かく定められ、書物や経典に記されているそう 。

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