

キーライムパイ (Key Lime Pie)
アメリカ・フロリダ州発祥のお菓子。グラハムクラッカー・クラストにライム果汁や卵黄、コンデンスミルクを加え、冷蔵庫で冷やして作られます。フロリダキーズ列島で採れるキーライムが使われており、2006年にはフロリダ州公式のパイとして認定されました。
例年フロリダキーズではキーライムフェスティバルが開催され、参加者にはキーライムパイが振舞われます。

ウーピーパイ (Whoopie Pie)
アメリカ北東部で親しまれているソフトクッキー。柔らかいクッキー生地にマシュマロクリームを挟んだお菓子で、名称はそのお菓子を目にした子どもたちが “Whoopie!(やったー!)”と大喜びしたことに由来します。
その発祥地はメイン州とペンシルバニア州の間で議論が交わされていますが、2011年にメイン州公式の食べ物 (official state treat) として指定されました。

ニューヨークスタイルチーズケーキ (New York-Style Cheesecake)
ベイクドチーズケーキの一種。他のチーズケーキと異なり、濃厚でずっしりとした生地が特徴のひとつで、果物やナッツ類等で装飾が施されていないシンプルなものが一般的です。
チーズケーキ自体は古代ギリシャ時代が起源とされていますが、ニューヨークチーズケーキは20世紀ヨーロッパからアメリカへ渡ったユダヤ系移民により誕生したといわれています。

スモア (S’mores)
焼いたマシュマロとチョコレートをグラハムクラッカーで挟んだお菓子。その名称は英語の “Some more (もう少し) ” の短縮形が由来で、キャンプファイヤーで定番のお菓子として知られています。
スモアのレシピが初めて公開されたのは1927年、ガールスカウトのガイドブック『ガールスカウトとのトランプとトレーリング』で、当時は “Some More” の名称で紹介されました。

ブラウニー (Brownies)
チョコレートやココアを用いた生地を平たく焼いた焼き菓子。その起源は、イリノイ州のシカゴにあるホテル・パーマーハウス (現 : パーマーハウス ヒルトン ホテル)が発祥であると言われています。
当ホテルオーナー夫人・バーサパーマー氏の要望で、1893年に開かれたシカゴ万国博覧会に参加した人々のために考案されました。今でも、パーマーハウス ヒルトン ホテルでは当時のレシピで作られたブラウニーを頂くことができるそうです。

アップルパイ (Apple Pie)
世界で広く親しまれている、甘く煮たリンゴを生地に詰めて焼いたパイ。「アップルパイのようにアメリカ的だ ( “As American as apple pie” ) 」という慣用句があるほど、アメリカを代表するデザートととしても知られています。
その起源は14世紀頃のイギリスで作られたといわれており、アップルパイ最古のレシピ “The Forme of Cury” (Samuel Pegge) にも記録が残されています。アメリカには17世紀、信仰の自由を求めて国外へ渡ったイギリスのピューリタン (清教徒) たちによって伝えられました。

ドーナツ (Doughnut)
世界で広く親しまれている生地を油で揚げたお菓子。オランダの伝統的な揚げ菓子「オリークック (Olykoek) 」が原型とされており、16世紀頃アメリカに入植してきたオランダ人より伝えられたといわれています。
アメリカでは、毎年6月の第1金曜日に「ドーナツの日」と呼ばれるナショナルデーがあります。これは第一次世界大戦中、兵士たちにドーナツを提供した救世軍を称えた記念日で、この日には多くのドーナツ店でドーナツが無料で配られるそうです。

チョコチップクッキー (Chocolate Chip Cookie)
世界中で愛されているお菓子の一つですが、マサチューセッツ州公式のクッキーにも認定されています。1938年、マサチューセッツ州のホイットマンにあった宿屋「トール ハウス イン」のオーナー、ルース・ウェイクフィールド氏 (Ruth Wakefield) によってチョコチップクッキーは生み出されました。
細かく刻んだネスレのチョコバーを生地に入れ、チョコレートクッキーを作ろうとしたところ、チョコレートが溶けなかったことで思いがけずチョコチップクッキーができてしまったそうです。

サンデー (Sundae)
アイスクリームにソースやホイップクリーム、果物、ナッツなどを盛り付けたデザート。19世紀頃のアメリカ発祥とされ、その名称は安息日 (イエスが復活した日曜日) に食べられていたことから “Sunday” に由来します。(後に“Sundae”に変更)
当時アメリカではクリームソーダが人気を博していたものの、安息日の娯楽・飲酒・労働を規制する法律により、日曜日にソーダを販売することが禁じられていました。そこでアイスクリームの上からシロップをかけたものを提供したのが起源とされています。

レッドベルベットケーキ (Red Velvet Cake)
ココアパウダーと食用色素で色付けされた生地とクリームが層になったケーキ。色鮮やかな赤色が特徴的なケーキで、特にクリスマスやバレンタインデーに多く食されます。その起源は1,800年頃ビクトリア朝時代とされていますが、発祥地については諸説あります。
レッドベルベットケーキは、アメリカ南部で生み出されたという説が有力ですが、ニューヨーク市にあるウォルドーフ・アストリアホテルのシェフによってレシピが考案されたという説もあります。実際、当ホテルでは今でも伝統的なレッドベルベットケーキを頂くことができます。
RECCOMENDED VIDEO