

クネッケブレッド (Knäckebröd)
スウェーデンで親しまれている平たいクラッカー状のパン。バターやハム、野菜をのせたオープンサンドにして朝食に食べられるのが一般的です。数百年の歴史があると言われており、その名称は「パリッ」と音を立てることを意味する「クラッケン」に由来するそうです。

セムラ (Semla)
カルダモン風味の丸いパンにアーモンドペーストとホイップクリームを挟んだお菓子。伝統的には、例年四旬節の前日「告解の火曜日」に食べる習慣があります。
18世紀のスウェーデン王アドルフ・フレドリクは、豪勢な食事を平らげた上に14人前のセムラを食べ、消化不良を起こして亡くなってしまったという逸話も残されます。

ルッセカット (Lussekatt)
スウェーデンのサフラン入り菓子パン。サフランのエキゾチックな香りと独特の形状が特徴で、12月13日の聖ルシア祭に食べる習慣があります。北欧では黄金色のサフランパンは幸運を呼ぶと信じられているそうです。
RECOMMENDED POST