Local Desserts in Philippines – フィリピンの郷土菓子 –

ハロハロ (Halo-Halo)

フィリピンの氷菓子。ミルクやシロップをかけたかき氷に、果物や甘く煮た豆・芋類、タピオカ、アイスクリームなど様々なトッピングが乗ったデザートです。その名称は、タガログ語で「ごちゃまぜ」を意味し、実際にかき混ぜて食べるのがフィリピン流です。

タホ (Taho)

タガログ語で「豆腐」を意味するフィリピンのデザート。温かい豆腐に黒糖のシロップやサゴ(サゴヤシの幹から採ったデンプン)をトッピングして供されます。露店や行商人によって提供されていることが多く、朝食や軽食として食べるのが一般的です。

プト (Puto)

米粉を使ったフィリピンの蒸しパン。朝食や軽食として食べられることが多く、そのまま食べるのはもちろんのこと、料理の付け合わせとして供されることもあります。プレーンの他に、ウベ (ヤムイモの一種) やチーズ、パンダンリーフなど様々な種類があります。

レチェ・フラン (Leche Flan)

コンデンスミルクや卵黄、砂糖などから作られたフィリピンのプリン。その歴史はスペイン統治時代にスペインによって持ち込まれたのがはじまりだと考えられており、現在は結婚式やパーティーなど特別な行事の際の定番デザートとして親しまれています。また、レチェ・フランはフィリピンの氷菓子「ハロハロ」のトッピングに使用されることもあります。

サンスリヴァル (Sans Rival)

フランス語で「並ぶものがない (比類なき) 」を意味するフィリピンのケーキ。バタークリームやメレンゲ、刻んだカシューナッツを層状に重ねて作られます。その起源には諸説ありますが、1920年~1930年代に生み出されたと考えられており、留学から帰国したフィリピン人によって西洋の製菓技術と地元の食材を組み合わせて考案されたと考えられています。

ブコパイ (Buko Pie)

ココナッツの果肉が入ったフィリピンのパイ。1960年代、ルソン島ラグナ州にあるロスバニョス市出身のパフッド姉妹によって生み出されたといわれています。

ソレダッド・パフッド氏 (Soledad Pahud) がアメリカ滞在中に学んだアップルパイを再現しようとしたものの、当時リンゴは入手が困難だったため、フィリピンの地元の食材を組み合わせてブコパイを考案しました

ギナタアン・ビロビロ (Ginataang Bilo-Bilo)

ココナッツミルクにもち米の団子やフルーツ、タピオカ、さつまいもなどが入ったデザート。ギナタアンとは「ココナッツミルクで調理した料理」のことをいい、ビロビロは「もち米の団子」を意味します。フィリピンの伝統的な軽食の習慣「メリエンダ (Meryenda) 」の際に食べるのが一般的です。

ソルベテス (Sorbetes)

フィリピンの露店で供されているアイスクリーム。ココナッツミルクまたは水牛のミルクで作られているのが特徴で、マンゴーやチョコレート、ココナッツ、ウベ (ヤム芋) など様々なフレーバーがあります。アイスクリーム・コーンに盛り付けたり、パンに挟んだりして供されているのが一般的です。

トゥロン (Turon)

ブラウンシュガーを振りかけたバナナとジャックフルーツを薄い小麦粉の生地で包んだ揚げ菓子。「バナナ・ルンピア (Banana Lumpia)」という名称でも親しまれており、チョコレートソースをかけたり、アイスクリームを添えたりして供されます。「トゥロン」という名称はスペイン語由来であり、1565年から1898年まで続いたスペイン統治時代の名残が現在もなお残されています。

ビビンカ (Bibingka)

米粉やココナッツミルク、砂糖、卵などから作られるフィリピンの焼き菓子。伝統的にバナナの葉を敷いた土鍋に生地を流し込んで焼き上げられ、チーズやすりおろしたココナッツなどをトッピングして仕上げられます。

日常的に朝食や軽食として食される他、「シンバン・ガビ (Simbang Gabi) 」(クリスマスイブまでの9日間にわたって行われる早朝のミサ) の際に食べる習慣があります。

ピチピチ (Pichi-Pichi)

フィリピン北部・ルソン島にあるケソン州が発祥のお菓子。キャッサバや砂糖などを混ぜ合わせた生地を蒸して、すりおろしたココナッツやチーズなどを振りかけて供されます。「カカニン (Kakanin) 」と呼ばれるフィリピンの餅菓子の一種で、主に軽食 (メリエンダ) や食後のデザートとして親しまれています。

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