

ケソ・エラード (Queso Helado)
ペルー南部の都市アレキパ発祥の冷たいデザート。牛乳やココナッツ、コンデンスミルク、シナモンなどを、金属製の容器を氷の上で回転させて冷やし固めます。容器の縁に層状に固まったミルクが白いチーズのように見えることから、その名称は「凍ったチーズ」を意味します。
その歴史はスペイン統治時代にさかのぼり、アレキパにあるサンタ・カタリーナ修道院 (Monasterio de Santa Catalina) で作られたのがはじまりであるといわれています。

ススピロ・デ・リメーニャ (Suspiro de Limeña)
「マンハルブランコ (Manjar Blanco)」と呼ばれる中南米風ブランマンジェに、ポートワインで風味付けされたメレンゲやシナモンを盛り付けたデザート。19世紀半ばに首都リマにて、作家のホセ・ガルベス・バレンチェア (José Gálvez Barrenechea) の妻、アムパロ・アヤルサ (Amparo Ayarza) によって考案されました。
その味わいや食感に感嘆したホセ・ガルベス氏が「女性のため息のように柔らかく甘い」と評したことから「リマ娘のため息」を意味するこの名称が付けられました。

トゥロン・デ・ドニャ・ぺパ (Turrón de Doña Pepa)
ぺル―の首都・リマの伝統的なお菓子。ビスケット生地に「チャンカカ (Chancaca) 」と呼ばれる甘いシロップを染み込ませ、カラフルな砂糖菓子を散りばめて作られます。例年10月に催される宗教行事「セニョール・デ・ロス・ミラグロス (Señor de los Milagros) 」の際に食べる習慣があります。

マサモラ・モラーダ (Mazamorra Morada)
ペルーの紫トウモロコシのゼリー。古代ペルー人によって作られていた「イシュクプチャ(Ishkupcha)」と呼ばれる料理が前身と考えられています。スペイン統治時代にクローブやシナモン、砂糖などが本国に持ち込まれ、これらの食材と組み合わせて作られるようになりました。
例年10月に催される宗教行事「セニョール・デ・ロス・ミラグロス(Señor de los Milagros)」の際に食べる習慣があります。