

チレス エン ノガダ (Chiles en Nogada)
メキシコの郷土料理のひとつ。ポブラノ(辛味の少ない唐辛子)にピカディージョ(ひき肉と野菜の炒め物)を詰め、クルミ入りのクリームソースとザクロの種をかけた料理です。料理の色合い(緑・白・赤)は、メキシコの国旗を表しており、独立記念日(9/16)前後によく食されます。

パン・デ・ムエルト (Pan de Muerto)
メキシコの伝統的な祭り・死者の日(11月1~2日)に食されるパン。小麦粉や牛乳、卵、酵母、砂糖などから作られる生地に、アニスとオレンジピールを加えて焼き上げます。生地の表面にある独特な文様は、死者の骨や頭蓋骨を模しています。
メキシコでパンが作られるようになったのはスペイン統治時代。スペインから伝わったパン文化と土着の儀式が融合して、死者の日には祭壇にパン デ ムエルトが供えられるようになったそうです。
メキシコの古代の儀式では祭壇に人間の心臓が供えられていたものの、スペインよりパン文化が伝わったことで祭壇の供え物がこのパン デ ムエルトに取って代わったという歴史があります。

ロスカ・デ・レジェス (Rosca de Reyes)
1月6日のキリスト教の祭日に食されるお菓子。別名「公現祭」とも呼ばれるこの祭日は、東方の賢者3名がイエス・キリストの生誕を祝って訪問し、礼拝したといわれる日で、ヨーロッパを中心とした広い地域でお祝いする習慣があります。
ロスカ・デ・レジェスには、イエス・キリストを模した小さなプラスチック製の人形や豆が入っており、切り分けた際に人形が当たった人は2月2日のメキシコの祭日「カンデラリアの日」に郷土料理のタマレス(タマル)を振舞うという習わしがあるのだそう。

カピロターダ (Capirotada)
四旬節に食べられるメキシコ風ブレッドプディング。硬くなったパンに「ピロンシージョ (Piloncillo) 」と呼ばれるメキシコの未精製黒砂糖やクローブ、シナモンなどで作られたシロップをかけ、チーズやナッツ、ドライフルーツなどを盛り付けてオーブンで焼き上げます。
地域によってレシピが多少異なり、トマトや玉ねぎなどの野菜が入ったものもあります。スペイン統治時代、当初は肉やパン、チーズなどから構成された料理としてメキシコに伝えられましたが、現地の食材と組み合わさり、後に甘いデザートへと変化を遂げました。
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