

ハチャプリ (Khachapuri)
ジョージアのチーズパン。チーズや卵黄、バターなどがトッピングされた地域ごとに異なるものが存在し、その種類は47種にも上るそうです。2019年にはハチャプリの伝統が国の無形文化遺産に登録され、2月27日は「ナショナル・ハチャプリ・デー」として定められました。

ヒンカリ (Khinkali)
ジョージアの代表的な郷土料理のひとつ。生地の中には香辛料の効いた羊や豚、牛の挽肉が詰められており、黒コショウをかけて手でいただくのがジョージアンスタイルです。一見中国の小籠包のようにも見えますが、かつてモンゴルから伝わったとされています。

プハリ (Pkhali)
ほうれん草やビート、キャベツ、ナッツなどのペーストを丸めて作られるもので、トップにはザクロの種が飾られています。ジョージアの伝統的な前菜料理として知られており、そのままもしくはパンに付けていただきます。

ロビオ (Lobio)
ジョージアの豆料理。すりつぶした豆にハーブやスパイスなどを加えたもので、その名称はジョージア語で “豆” を意味します。ジョージアの伝統的なコーンブレッド ”マチャディ”と一緒いただくのが一般的なのだそう。

ハルチョ (Kharcho)
肉類や米、クルミペーストなどをトマトソースで煮込んだジョージアのスープ。「フメリスネリ(Khmeli Suneli)」というジョージアのミックススパイスと「トケマリ(Tkemali)」と呼ばれるプラムソースを加えて仕上げられます。地域によっては、トウモロコシを茹でて固めた「ゴミ(Ghomi)」と一緒に食べることもあるそう。

アジャブサンダリ (Ajapsandali)
ジョージアやアルメニアで親しまれている料理。タマネギやナス、トマト、ピーマンなどを煮込み、ニンニクやコリアンダー、パセリなどで味を調えたもので、特に夏の季節に食されます。「ジョージア版ラタトゥイユ」ともいわれ、温かくしても冷たくしても美味しく食べることができます。

チルブリ (Chirbuli)
ジョージア・アジャラ地方の郷土料理。油 (またはバター) で炒めた玉ねぎに、細かく刻んだトマトやクルミ、ニンニクなどの食材を加え、さらに卵を割り入れて煮込みます。バジルやコリアンダー、タイム、赤唐辛子などの様々なハーブとスパイスが入った風味豊かな料理で、朝食として供されるのが一般的です。
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